前作の2体のボスキャラクターのフォボスとパイロンがプレイヤーキャラクターとして使用可能になり、また以下2体のキャラクターが新規に追加された。
“運命の狩人” ドノヴァン=バイン (Donovan Baine) (声:檜山修之、小杉十郎太)
人間とダークストーカーのハーフ(所謂ダンピール)。身長194cm、体重98kg。初代『ヴァンパイア』と業務用の『セイヴァー』以外で登場する。
己の宿命のために魔物を狩り続ける。魔剣ダイレクと巨大な数珠を扱い、魔人化することもできる。自分と似た境遇の少女のアニタを保護する。設定は『吸血鬼ハンターD』、ポージングや技は『ジョジョの奇妙な冒険』の影響が感じられるキャラクター。タイトルの『ヴァンパイア ハンター』から、彼が物語の主人公であると言える。己の宿命に悩み魔物を狩り続けるが、その結末は決して幸福なものではなかった。家庭用『セイヴァー』では、彼のみ『ハンター』よりも前の時間軸から登場する設定となっている。
性能面では、『ハンター』の時にアーケードゲーム誌「ゲーメスト」でキャラクター同士の相性などから強さをランキング化した際に、ビクトルに次いで下から2番目の低い評価を受け、この記事の掲載直後から日本全国に弱いキャラクターとしてランクが定着してしまった。実際には弱いという事は無く、「キルシュレッド」を主体とした独特の攻めのスタイルを持ち、癖の強い各種の技を上手に使ってダメージを与えていく。
外作品出演は多いほうではないが、ヴァンパイアシリーズを題材にした小説、アニメ等のメディアの中では一番主役を演じた回数が多い。
“霊幻姉妹” レイレイ (泪泪、Lei-Lei / Hsien-Ko(ヒシェンコー))(声:荒木香恵、根谷美智子)
中国出身。袖に多くの武器(暗器)を隠し持つ女性のキョンシー。身長156cm、体重43kg。スリーサイズはB83、W59、H86。1730年生まれ。初代『ヴァンパイア』以外で登場する。
元は人間だが、故郷の村に伝わる禁術「異形転身の術」の力で、自らこの姿に変化した「霊幻少女」。戦闘時は姉のリンリンが御札となって彼女を制御している。ダークストーカーを封じるために犠牲となり、闇に彷徨うことになってしまった母親の魂を清めるために闘う。『セイヴァー』では転生を果たしており、魔次元に捕らわれながらも前世の記憶を思い出しつつ姉とともに闘っている。設定上のフルネームは「少 泪泪(シャオ・レイレイ)」で、OVA版や『ポケットファイター』などでもこの名字の設定が使われている。彼女の肉体は術によって、ダークストーカー(キョンシー)に変化してしまったが、母の魂を救うためにダークストーカーと戦うという設定上、彼女たちも「ヴァンパイアハンター」であり、今作の物語のヒロイン的な存在といえる。なお、『ハンター』のキャラクターセレクト画面では、1P側のカーソルがデフォルトで彼女に合っている。小説版では、悲劇の末に母を救う旅に出て間もない彼女たち姉妹の戦いが描かれている。
ヴァンパイア セイヴァー
前作のキャラクターのうち、業務用『セイヴァー』ではフォボスとパイロンとドノヴァンが登場せず、彼らに代わって以下の4体が新規に追加された。
“漆黒の救世主” ジェダ=ドーマ (Jedah Dohma) (声:千葉一伸)
魔界の救世主。魔界三大貴族の一つ、ドーマ家の当主。身長216cm、体重12 - 1002kg(可変)。紀元前4045年生まれ(1890年頃に一度死亡した後に再生)。『セイヴァー』と『セイヴァー2』と『クロニクル』、およびPS版『セイヴァー EXエディション』と PS2版『ダクコレ』に収録されている家庭用の『ハンター2』で登場する。
かつて冥王と呼ばれ、魔界戦争の際に当時の腹心であったオゾムの奸計により、禁を破って人間界への扉を開き邪悪な魂を吸収しようとしたが、限界を超えるほどの魔力を一度に吸収したことにより自滅した。その後『セイヴァー』で復活を果たし、ドーマ家を乗っ取っていたオゾムを吸収し魔次元を作り出した。業務用の『ハンター2』には参戦していないが、エンディングの文章にて「かの者」とか「冥王」などの表現で彼の存在が描かれている。
『セイヴァー』と家庭用『ハンター2』ではキャラクターによって「最終ボス」、「中ボス」、「乱入キャラ」、「登場しない」という様に出方が変わるが、『セイヴァー2』では最終ボスに固定された。他者の魂を自分に同化させる能力を持ち、その能力を利用し魔界の全ての魂を融合して、唯一完全の生命体になろうと企む。その体は、復活するのに必要な最低限の魔力で構成された可変液体であって、攻撃時に見せる赤い液体は、実際には「血液」ではない。ガードキャンセル技の「スプレジオ」は自分の首を斬り落として体液を浴びせるなど、人間には到底不可能な技を持つ。『デビルマン』を思わせるデザインだが、プレイヤーキャラとしてデビューする前の『ハンター』のデミトリのバックストーリーイラストで使われた彼のデザインは『セイヴァー』の物と全く違っている(これは『セイヴァー』のジェダの身体は復活に必要な魔力で構成された、言わば仮初めの肉体のため)。技名は、ガードキャンセルを除いてイタリア語となっている。
“ラブリンハンター” バレッタ (Bulleta / Baby Bonnie Hood, B. B. Hood(ベイビーボニーフード)) (声:松下美由紀)
赤ずきんのような姿をした人間の少女。北欧某国の出身。身長142cm、体重37kg。スリーサイズはB70、W58、H75。『セイヴァー』と『セイヴァー2』と『クロニクル』、および『EXエディション』『ダクコレ』内の家庭用『ハンター2』で登場する。
外見は可憐だが、魔物を狩るプロの凄腕ハンター。頭巾と手持ちのバスケットがトレードマークで、犬のハリーを連れている。服の中などあらゆる部分に武器を隠しており、戦いでは残酷でハードボイルドな本性を見せる。その金銭に対する執着心は異常で、金のためなら容赦なく敵を惨殺することを厭わない。人間でありながら「その魂はダークストーカーと同質」とジェダから評されている。
“欲望の迷い子” リリス (Lilith) (声:小西寛子)
モリガンとよく似た姿をした少女。身長168cm、体重54kg。スリーサイズはB74、W56、H83。『セイヴァー』と『セイヴァー2』と『クロニクル』、および『EXエディション』『ダクコレ』内の家庭用『ハンター2』で登場する。
過去に3分割されたモリガンの魂の内の1つ(残りの1つはベリオールの死去と共に消滅している)が自我をもった存在。そのため、格好と技がモリガンと似ている。ただし、独自の技もあるために単なるコンパチブルキャラクターとは言えない性能になっている。業務用の『ハンター2』には参戦していないが、エンディングの隠しグラフィック(『セイヴァー2』の物と同じ画像)では姿を見せている。
『NAMCO x CAPCOM』に登場した時は、担当声優が事実上の引退をしてしまっているため、今井由香に声のキャストが変わっていた。
“魂に群れなす妖蟲” キュービィ (Q-Bee) (声:松下美由紀)
魔界に生息するハチに似た習性と人間に似た外観を持つ昆虫型の生物。全長125cm、個体重38.2kg。各部径は、腹部86cm、擬似腹部57.5cm、擬似臀部87.5cm、腹部(蜜嚢部)110cm。『セイヴァー』と『セイヴァー2』と『クロニクル』、および『EXエディション』『ダクコレ』内の家庭用『ハンター2』で登場する。
「魔蟲族」(まちゅうぞく)の一派、ソウルビー族の長 (Queen-Bee → Q-Bee) 。魂を食糧としており、肉食。人間の女性の姿をしているのは、人間の男を引寄せて捕食するためであり、人間の顔のように見える部分も擬態で、頭頂部の複眼が本当の目。知性は低く、カタコトでしか話せない。
隠しキャラクター
朧ビシャモン (Oboro Bishamon) (声:徳丸完)
『ハンター』のエンディング以降、修行の末に法力を得たので、般若に操られること無く、その力を行使できるようになった人間のビシャモン。延宝元年(1673年)生まれ。業務用の『セイヴァー』ではCPU専用の隠しボスであり、ノンプレイヤーキャラクターだったが、業務用『セイヴァー2』と『ハンター2』、家庭用『セイヴァー』からプレイヤーキャラクターとして使用可能となった。ゲーム内での名前は通常のビシャモンと同じく「Bishamon」と表示される。
基本性能はビシャモンを基にしているが、人魂が存在しないことから一部の技が変更され、隠しボスらしい高性能なキャラになっている。『セイヴァー』ではCPU戦で朧ビシャモンを倒すと、特殊なエンディングが流れる。
ザッハトル イレギ センス トラン アセム パッチャー スボタ キノン オキシライドト スモッキ けご ミント メタル チェーン ターダム ショーロ サドル キッザニ サーチシー マルタ デスマーチ インターン エーゲ海 モンキ ラムハサ さつまいも リンカーン さわらび ほうおう えんどう じょう シンチ バーゼル スピン ラテライト 寒椿 チャモロ ゆうが ノルデ スコープ ヒレニ ファージ ジグソ デッキ リクス アルル フェイジョア エーカー 有頂天外 トチノキ
ダークガロン (Dark Gallon / Dark Talbain(ダークタルバイン)) (声:うえだゆうじ)
魔次元によって生み出された、人間への未練を捨てきったもう一人のガロン。『セイヴァー』ではボスキャラクターとして登場。キャラクター性能は通常のガロンとほぼ同じだが、「ドラゴンキャノン」の能力のみ若干変化している。『セイヴァー』、および『EXエディション』『ダクコレ』内の『セイヴァー2』『ハンター2』アレンジバージョンで使用可能。業務用『ハンター2』や『クロニクル』には、通常のガロンが出演しているものの、登場していない。ゲーム内での名前は通常のガロンと同じく「Gallon(国外版ではJ. Talbain)」と表示される。
シャドウ (Shadow)
影のような謎の存在。倒した相手にとり憑いて、その体を操り、さらに他のキャラクターを倒すということを繰り返している。そのため、2戦目以降はプレイヤーキャラが前の試合で倒した相手キャラに自動的に変わっていく。『セイヴァー』以降の作品で使用可能。キャラクター選択時にさらに特殊な操作を行うことで、最初に憑いているキャラクターを指定できる。なお、『セイヴァー』ではシャドウ自体のカラーが1色のみだったが、『セイヴァー2』と『ハンター2』、PS版『セイヴァー EXエディション』、『クロニクル』では現在憑いているキャラクターのカラーに合わせて色が変化し、登場時のポーズも独自の物が追加されている。
マリオネット (Marionette)
操り人形の形をしたシャドウ同様の謎の存在。闘う相手と同じ姿になり、同じ闘法で闘う。ゆえに、必ず同キャラ対決になる。ただし、CPU戦で条件を満たしてCPUキャラクターに途中乱入された場合のみ例外で(隠しボスは除く)、本来戦うはずだったキャラクターに変身して乱入キャラクターと戦うことになる。『セイヴァー2』と『ハンター2』から追加され、PS版『セイヴァー EXエディション』や『クロニクル』でも使用可能。その他の業務用・家庭用『セイヴァー』には登場していない。
ディー (Dee) (声: 檜山修之)
デミトリの通常技とドノヴァンの必殺技で闘う謎の男。『ハンター』のドノヴァンのエンディングや、『セイヴァー』の「ゲーメストムック」で船水紀孝が『セイヴァー』の開発段階ではドノヴァンがデミトリの顔換えキャラとして存在したという旨の発言を行っていることなどから推察して、ダークストーカーの血に染まってしまったドノヴァンである、という見方が有力。『ダークストーカーズコレクション』内の『セイヴァー』と『ハンター2』と『セイヴァー2』の各アレンジバージョンでのみ使用可能。『ハンター2』と『セイヴァー2』の各アレンジでは隠しボスとしても登場。