« 20世紀の半ばには分子生物学が興隆した | メイン | 文化庁関係の研究機関として »

錐体外路症状(すいたいがいろしょうじょう)

錐体外路症状(すいたいがいろしょうじょう、 英 extrapyramidal symptom)は大脳基底核が主として関与する神経学的症状である。錐体外路症候群とも呼ばれる。頭文字をとってEPSと略す場合がある。 錐体外路症状は一般に、筋緊張亢進‐運動減退症候群(英 hypertonic-hypokinetic syndrome)、筋緊張低下‐運動亢進症候群(英 hypotonic-hyperkinetic syndrome)の2つに大別される。

筋緊張亢進‐運動減退症候群は、主に淡蒼球、黒質の障害で、筋緊張は亢進し、寡動、固縮が見られる。例として、パーキンソン症候群、ウィルソン病の末期、マンガン中毒、ハラーホルデン・スパッツ病(ハレルホレデン・シュパッツ病)がある。

筋緊張低下‐運動亢進症候群は、主に視床とも関連する新線条体(尾状核、被殻)の障害で、筋緊張は低下し、多動状態が見られる。例として、舞踏病、アテトーゼ、バリスムス、ミオクロニー、ジスキネジア等がある。疾患としては、リウマチ性舞踏病(小舞踏病)、ハンチントン舞踏病、脳性麻痺、脳血管障害等がある。 また、クロルプロマジン、ハロペリドール、アモキサピンといった抗精神病薬等の副作用としてみられる錐体外路症状は、ほとんどがこちらのことを指す。
化学物質過敏症
特定疾患
オーケストラ
バーベキュー
スキンケア
学童保育所
衛生
合気道
ホスピス
試写会
材料科学
システム工学
哺乳類
クリスマス
遺伝子疾患
食品添加物
ボクシング
履歴書
バレーボール
労働組合

パーキンソン病においては、筋固縮等の緊張亢進があるが、不随意運動としての運動亢進を伴うことが多く、上記の二群に大別できない場合がある。

錐体路に対する錐体外路における症状は、既述の通り大脳基底核が関与しているが、小脳、大脳皮質等も関与していることが分かっており、それらも含めて他の神経機構の関与についてもまだ不明な点が多い。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.misojide.com/blog/mt-tb.cgi/3707

About

2009年06月18日 10:59に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「20世紀の半ばには分子生物学が興隆した」です。

次の投稿は「文化庁関係の研究機関として」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35